歩いても歩いても



・2008年
・監督 是枝裕和
・主演 阿部寛
・共演 樹木希林、YOU、原田芳雄、夏川結衣

・あらすじ
ある休日、阿部寛が夏川結衣と夏川結衣の連れ子を連れて、実家の旧医院へ里帰りする。実家では、年老いて閉院した父(原田芳雄)と母(樹木希林)が暮らしている。とくに盛り上がりがあるわけでもなく、喧嘩があるわけでもなく、淡々と、実家帰りの一日を描いている。


・観た感想 ★★★☆☆(5点満点中3,5点)
レビューでは「怖い」との感想がたくさんあるように、わたしも怖さを感じました。最後、年老いた夫婦が近所の石段を登って自宅へ帰って行くのですが、後姿を映しながらナレーションで数年後にふたりがそれぞれ亡くなることが入り、人が亡くなって世代交代してゆくとは、このようなことなのだと、実感させられる場面です。樹木希林の途中途中で見せる怖さも、人とは、笑顔で生きながらも色々な事情や思いを抱いている人生の深さを感じさせられます。
親の老いを感じることのできる年代には、何かを感じさせてくれる良い映画だと思います。
ただ、人生に疲れを感じたり、空虚感を抱いているときはあまり観ない方が良いかもしれません。暗い気持ちになるかと思います。

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